2016年9月4日日曜日

第6回 今日面白かった経済学の授業

「行動経済学」という授業です。

教授の論点:
- 人々の選択・行動はそれぞれの「優先傾向」で決まる。
- しかし、その優先傾向は時と場合によって変わります。
- この優先傾向が変わることによって、人々は「損」する
  例えば、「俺は食べることより痩せることを優先するから、昼飯を抜く」という選択をするけど、
        実際昼飯の時には、「俺は痩せることより食べることを優先するから、昼飯食べる」
  よって、俺は太ってしまい、「損」をしてしまう
- だから、政府は人々の選択肢を削ることによって、人々を幸せにできる

リンゴ一つ・二つの例:
経済学者は多くの人に、二つの質問を聞いた。
一つ目は、「A.1 リンゴ一つを今日もらう」と「A.2 リンゴ二つを明日もらう」、どっちがいい?
二つ目は、「B.1 リンゴ一つを一年後にもらう」と「B.2 リンゴ二つを一年後の翌日にもらう」
どっちがいい?

もし「優先傾向」が変わらないものでしたら、
A.1を選んだ人はB.1を選ばなければならない、
A.2を選んだ人はB.2を選ばなければならない。

多くの人はA.1とB.2を選んだ。

だったらどういうことが起こるかというと、
一年後になったら、元々もう一日待ってからリンゴを二つもらいたかったけど、
結局一つ目の質問に戻ったことになり、その日にリンゴを一つだけもらう。

これは、政府がB.1という選択肢を排除することによって、
人々は元々のプランを実行することができる。

俺の反論:
アホか!
俺はな、確かにな、366日後にリンゴを二つもらえたらいいなぁと思ってるよ。
でもそれは今の時点の話じゃ!
一年後の俺と今の俺は違う人間じゃ!
だから365日経った時に、俺は多分砂漠のど真ん中のいるかもしれへんや。
もう一日経ったら、死んでまうかもしれへんで!
すぐリンゴ食べたいんやん!

昼飯の話は、また違う意味でアホな例ですわ。
「昼飯を抜くわー」つって、結局誘惑に負けたなら、
それは確かに「失敗」です。ダイエットの失敗・

でも人生は長いもんですよ?
この失敗から、俺は弱い自分を見つめることができ、
今度からは誘惑にもっと強くなる!
逆に、もし俺が毎回誘惑に負けるなら、
多分俺はそこまで痩せたいと思ってないし。

要するに、政府が人々の選択肢を制限することがいいことは、
ナンセンスだ!!!!!


0 件のコメント:

コメントを投稿