2017年4月20日木曜日

第13回 映画評論 グランド・イリュージョン 2 Now You See Me 2 6点

グランド・イリュージョン 2 (Now You See Me 2)
ジョン・M・チュウ
6点/10点

あらすじ:
ヒーローにして犯罪者、正義の犯罪集団フォー・ホースメン。新たなミッションは巨大IT企業の個人情報売買の暴露。しかし、天才エンジニア、ウォルターに阻止されてしまう。その裏には、ホースメンを利用して世界を大混乱に陥れる陰謀があった。全てのトリックを破る科学の前になす術なく徐々に追い詰められるホースメン。だが、最終決戦の地ロンドンで一発大逆転のスーパーイリュージョンを企てる。果たして、イリュージョンVS科学、勝負の行方は?
そして、見るもの全てが爽快にダマされる、驚愕の結末とは?(HPより抜粋)

全体を通して言えること:
まず、続編が前作を超える映画はそうそうないし、
見てる側を最後の結末まで騙す系の映画は、
本当に騙し切れてる映画もそうそうない。
それを分かったうえの点数です。6点
前作のインパクトを超えたかどうかでいうと、超えてない。
本当に騙されてたかというと、そこまで騙されてない。
本当なら5点。
もう一点つけたのは、役者さんたちの演技の谷間に見える努力、
そしてハリウッド映画で中国語の歌をエンディングソングにしたという
新鮮味?かな?

良かったところ:
まず、映画だからこそできる摩訶不思議なトリックが、
何個かあって楽しかった。
雨を止めたり、トンネルでアメリカから中国に行ったり、
「おおお」ってなった。

役者さんたちがマジックをやってる時の、
手慣れてる感も前作と同じく、よかった。
まるで、本当に長年マジシャンやってるのように。

モーガン・フリーマンの長いセリフから始まり、
また同じ長いセリフで映画を終える手法も、
結構好きだった。ていうか、
唯一映画監督として評価できるのは、
ここかな。
同じ言葉が、映画を見る前と見た後が、
違う意味合いに聞こえるのが、
ちょうど映画の「ミスリード」という趣旨と
マッチしてる。

悪かったところ:
いや、全然悪い映画ではなかったけど。
中高生や、あんまり映画をみない人には、
ちょうど楽しめるぐらいのレベルかな?
ビジュアルも華麗で迫力あったし、
音楽も中国語の歌があったり新鮮だったし、
ある程度起承転結があったし。。。。

ただ「結」が。。。。

正直、主役たちは絶対死なないし、
絶対最後は主役が勝つというのは、
みんな分かってるから。
あと残るのは、どのようにこの主人公たちは、
この状況を逆転するんだろう、
という面白みしかない。

その唯一の面白みを、
結構な理不尽で抹殺した。

結局、主人公たちの力でどうのこうのというよりも、
相手側にいるすごいやつが、
結局こっち側の人間だったという話。

しょうもなっ!

あとは、「ありえない」の連続だな。

前作は何がよかったかというと、
「やっぱりこの人達も超人ではないんだな」
と思わせてくれるところ。
ちゃんと時間かけて、綿密に計画を練って、
金をかけてマジックをやってた。

今回は、もう、
急に一日二日で、すんげー大掛かりな
ストリートマジックができたり、
(雨を止めるやつ)
マジックに必要なスキルを習得できたり、
(カードを飛ばすやつ)
相手側の人間を排除したり
(結末の、ドライバーと飛行機のまわりの人)
した。
もう、ありえないやん!!!
と叫びたくなる。

手品の映画なのに、
手品を披露するための準備や練習を、
粗末にしてるのが、
気に食わなかったなぁ。


ま、見ても見なくても、
得しない映画かな?

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